第1段階 項目1「運転者の心得」

こんにちは!現役教官です。
この記事では、第1段階項目1「運転者の心得」について勉強していきます。
車を運転するには知らないといけない最低限の知識と、心構えについて解説します。教習所で最初に習う学科項目でもあるので、今から教習所に通い始めるという人にも見てもらいたい内容となっています。


YouTubeでも解説しているので、是非映像でもチェックして下さい。

それでは早速いきましょう。

目次

車を運転するという”責任”

運転免許を取り、車を運転できるようになると、好きな時に好きなところいけるようになり生活を豊かにしてくれます。


仕事に活かす人もいるでしょうし、友達とレジャーに行ってもいいですし、恋人とドライブデートなんて憧れますよね。
運転免許は、きっとあなたの人生をハッピーにしてくれるでしょう。


でも、車の運転とは、ハッピーなものだけではなく、常に危険が伴うものだと運転する皆さんは理解しなくてはいけません。
運転は、ハンドル操作ひとつ間違えるだけで死亡事故だって起こせてしまう危険な行為なのです。
これから車を運転する皆さんは、ハッピーな運転ライフを送る為にも、教習所で習う内容を是非忘れないようにしてくださいね。

3つの責任

車を運転するなら交通ルールを守り、安全運転に努めないといけません。
では交通違反をしたり、事故を起こすとどうなるのか? その場合、運転者は次の3つの責任を内容に応じて負う事になります。

  1. 刑事上の責任
    懲役・禁固・罰金など。
    刑事罰を受け犯罪者となってしまいます。
  2. 行政上の責任
    免許の取り消し・停止など。
    危険なドライバーは免許を剥奪され道路交通の場から排除されます。
  3. 民事上の責任
    損害賠償。
    物を壊したり、人をケガさせたり、最悪死亡させてしまうと償うにはお金しかありません。
    損害賠償という形で被害者側への支払いをします。

違反の中でも罰則が重い”飲酒運転”と”無免許運転”



交通違反は違反の内容によって罰則に違いがありますが、中でも”飲酒運転”と”無免許運転”は危険かつ悪質性が高いため、重い罰則が設けられています。


またこの違反に関しては、違反した本人だけでなく、その違反に関わった人も同じく罰せられます。
例えば、飲酒・無免許運転をしている人の車に一緒に乗っていたら、飲酒・無免許運転のほう助とみなされ、同乗者も免許が取り消され、運転者と共に刑事責任を負う事となります。


飲酒運転はしない、させない、関わらないようにしてく下さい。

シートベルト・チャイルドシートについて

シートベルトは車に乗る時は必ず着用しなければなりません。運転手はもちろん、助手席、後部座席もシートベルトの着用は義務となっています。
また、運転手にとっては安全の為だけでなく、運転姿勢を正しく保ち疲労を軽減できるという効果もあります。

妊婦さんも運転時、基本的にはシートベルト着用です。
そのほうが母体と胎児の安全性が高まる事が科学的にも検証されている為です。ただし、妊娠の状態は個人により異なるので健康保持上適当でない場合はシートベルトの着用義務が免除されます。
なるべく着用するようにするけど、苦しくてどうしてもシートベルトが無理ならその時は外してもやむなしといった感じです。

チャイルドシート

チャイルドシートは、幼児(6歳未満の子供)を自動車に乗せる時は使用させなければいけません。シートベルトは任意ではなく、必ず使用しないといけない”義務”なんですね。
使用する際は、子供の発育の程度に応じた形状のチャイルドシートを選んで下さい。


また、チャイルドシートを使用する時は、後部座席に取り付けるようにして下さい。助手席で使用すると、もし事故があった際にチャイルドシートとエアバッグに幼児が挟まれる形となり危険だからです。エアバッグはチャイルドシートに合わせて作られているものではないんですね。

例外パターン

しかし、後部座席が無い車など、やむを得ない理由から助手席でチャイルドシートを利用する事もあるかもしれません。(推奨はされていませんが、助手席でチャイルドシートを使う事は交通違反ではありません)
その場合はエアバッグから離れるために、助手席を一番後ろまでさげ、チャイルドシートを前向きに取り付けて下さい。

道路交通法の目的

車の運転には守らなくてはいけない決まり事があります。この決まり事の元となるのが道路交通法です。
道路交通法には4つの目的があります。

  1. 危険の防止
  2. 交通の安全
  3. 交通の円滑
  4. 交通公害の防止


車を運転する時には、この道路交通法を守らない場合は交通違反となり検挙されます。
車を運転するのなら自分や他者の為にも、道路交通法に従い道路交通法に心臓を捧げましょう。

運転に必要な準備

車を運転する時には、運転免許証を携帯し、自動車検査証(車検証)、責任保険証明書(自賠責保険または責任共済の証明書)を備え付けておかなければならないです。

自動車検査証(車検証)

道路運送車両法が定める自動車保安基準を満たした車だと証明する書類。
要は、この自動車は安全に道路を走行する事ができる自動車ですよ、という検査証です。
主な自家用車は2年(新車は初回3年)に一度、検査が義務付けられています

責任保険証明書(自賠責保険または責任共済)

車の持ち主に加入が義務付けられている対人への事故の損害を補償する自動車保険。強制保険ともいわれます。
自賠責保険と責任共済の二つの種類があり、どちらかに加入します。この二つは扱っている主体が違うだけで、保険の内容は同一。なのでどちらで加入してもOKです。車を購入する時には基本店舗の方が加入手続きを行います。
強制保険は補償が弱い最低限の保険の為、不足分を補う”任意保険”という自身で選び加入する保険もあります。


無理のない運転計画

車の運転は、人によっては思っている以上に体を疲労させます。
疲労や体調不良などは、注意力や判断力を低下させ事故へ直結する原因となります。
体調が悪い場合など、運転をするのに心配な点がある場合は、なるべく運転を控えたり、休憩し体調を整えてから運転するようにしましょう。


また長時間にわたって運転する時には、無理をしないように2時間に1回は休憩をとるように運転計画を立てましょう。

運転時の服装

車を運転する時には、服装も注意が必要です。
四輪車を運転する時は、足元のペダル操作に支障が出るサンダル、下駄、ハイヒールなどで運転してはいけません。


二輪車を運転する時は、万一の事故に備え、季節問わず上下長袖で露出の少ない服装にしましょう。
また、ヘルメットは、JISマークやPSCマークがついた安全基準が守られている乗車用ヘルメットを使いましょう。


運転姿勢

車を運転する時には、正しい運転姿勢を意識する事が大切です。
気を付けてほしいのが、運転席のシートの前後の位置です。足元のペダルを踏み込んだ時に、ひざがわずかに曲がる位置にしましょう。足が伸びた状態だとペダルがしっかり踏み込めないかもしれません。



しっかり前を見て、安全運転を意識して下さい。運転中の携帯電話なんかは事故の元ですから絶対にやめてくださいね。
それでは教習は以上となります。お疲れさまでした。

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