こんにちは!マルコです。
この記事では、第1段階項目3「標識・標示などに従うこと」について解説。

標識・標示が分からなくて仮免落ちちゃった~



ドンマイ…。標識と標示は学科試験において大切だから一緒におさらいしよう!
道路における通行方法や注意点を知らせてくる標識・標示だが学科試験では超重要。というのももし他の問題が全問正解だったとしても標識・標示を間違えると試験不合格になる、ということもありえるくらい学科試験は標識・標示の問題が大量に出るんだ。
今回はその標識・標示の基本と学科試験によく出る標識・標示を解説する。学科試験が控えてる人は特に要チェック。また標識・標示の不知から交通違反が発生することも多いので、免許を持っている人もこの機会にこの記事でルールの再確認をしてほしい。
YouTubeでも解説しているので、是非映像でもチェック!
それでは早速いきましょう。
標識とは


まずは標識について解説。標識とは、画像のような道路上にある看板みたいなモノをいう。
また、標識はメインの意味となる「本標識」と、補助的な意味となる「補助標識」の二つに分かれるんだ。画像の本標識はUターンなどの転回を禁止する本標識で、右矢印の補助標識は本標識の規制がここから始まることを意味する。ということで、それを合わせてこの標識は「ここから転回禁止」という意味になるんだ。
そして本標識には次の種類がある。


【規制標識】… 特定の交通方法を禁止・指定したりするもの
【指示標識】… 特定の交通方法ができることなどを指示するもの
【警戒標識】… 道路上の危険や注意を促すもの
【案内標識】… 地点の名称、方面、距離などを示すもの
本標識は4つ種類があり、補助標識とは別モノである覚えよう。
標示とは


次に標示だ。標示とは路面に示された線や記号、文字のことをいうんだ。よく見るのでいうと横断歩道なんかも標示になる。標示は【規制標示】と【指示標示】の全2種類。標識と比べると数は少ない。
学科試験によく出る標識・標示
そんな標識・標示なんだけど、教本からその種類を数えるとなんと185種類もある。このブログでその全てを解説するとみんな退屈し過ぎて死んでしまうと思うので、今記事ではその中から試験によく出る標識・標示を抜粋して紹介したいと思う。ただ今回紹介できなかった標識・標示も試験に出る可能性は余裕であるので教本は絶対に目は通すこと。
車両通行止め & 通行止め


左の標識は車が通れない「車両通行止め」だ。
四輪車だけでなく二輪車や原付、自転車も”車”に含まれ、通行が禁止される。
右の標識は誰も通れない「通行止め」だ。
標識がバッテンになっている場合は規制が強まり、誰も通れない「通行止め」の標識となると覚えよう。
〇〇通行止め


他にも車の種類を細かく限定した通行止めの標識がある。
この場合は、標識に描かれたイラストの車両のみ通行が禁止だ。他の車は通行可能となる。
○○専用


逆にこの標識は、標識に描かれた車両や歩行者しか通行が出来ない専用道路を示す標識。他の車などは通行不可となる。
車両進入禁止


一方通行の出口側であることを示す標識。この標識がある道路は、自転車を含めた車は通行してはいけない。


駐車禁止 & 駐停車禁止


左の標識と、縁石の黄色の点線は、「駐車禁止」の標識・標示。駐車が禁止される。
右の標識と、縁石の黄色の実線は、「駐停車禁止」の標識・標示。駐車と停車が禁止される。
【駐車とは】
①.車が継続的に停止すること
‣客待ち、荷待ちによる停止
‣5分を超える荷物の積み下ろしのための停止
‣故障などによる停止
②.運転者が車から離れていて、すぐに運転できない状態で停止すること
【停車とは】
駐車にあたらない下記のような車の停止
‣人の乗り降りのための停止
‣5分以内の荷物の積み下ろしのための停止
‣運転者がすぐに運転できる状態での短時間の停止
駐車と停車の違いはややこしくて覚えにくいと思うが、車から離れたり、長らく車を停めるような時は駐車。停めた後すぐに発進できるような時は停車。と覚えてくれたらいいと思う。
重量制限


この標識は「重量制限」で、”総重量”が標識の重量を超える車は通行ができない。
よく引っ掛け問題で、『”積載量”が標識の重量を超える車は通行ができない。』と出題されることがあるので、出題された時は問題分の冒頭に注意してほしい。
速度標識


左の「最高速度」の標識はみんなも知ってると思う。
問題は右の「最低速度」の標識。よく見ると数字の下に横線が引かれている。この標識がある道路では車は示された速度を下回ってはいけない。右の標識だと30キロの最低速度なので29キロで走行してはいけないということになる。ごく一部の自動車専用道路などに設置されているレアな標識なのでこのブログを見ている人の地元にはないかもしれないが学科試験の為にもこの違いは覚えておこう。
横断歩道 & 学校、幼稚園、保育所等あり


次は、「横断歩道」と「学校、幼稚園、保育所等あり」だ。引っ掛け問題でよく出てくるので、この標識の違いにも注意してほしい。
車線数減少 & 幅員減少


この標識もよく引っ掛け問題で出てくる。
左が道路の車線が減る「車線減少」。右が道幅が狭くなる「幅員減少」だ。
標識を見ると、車線減少の標識には通行帯が描かれているなどそれぞれ違いがあるので見間違えないように気を付けよう。
立入り禁止部分 & 停止禁止部分


左は「立入り禁止部分」の標識。車はこの標識の中に入ってはいけない。
右は「停止禁止部分」の標識。車はこの上の通行してもいいが、中で停止してはいけない。


停止禁止部分は、消防署や病院、警察署の出入り口部分によくあるので、運転時は信号待ちでも停止しないように気を付けよう。
それでは今回の教習は以上。お疲れさま!