自由を手にするような、新しい相棒と出会うような、大人の階段を上るような、そんなワクワク胸弾むイベント。そう、それが初めての車選び。
「ピカピカの新車でみんなにドヤりたい…!」
そう思っている初心運転者に今日は「待った」と言いたい。

というのも車はこのランキングの通り人生で最も高価な買い物のひとつ。家を買わない人であれば人生で一番高価な買い物になる人も多いでしょう。そんな初めての車選びを勢いで決めると失敗する可能性が高いです。色々な目線からの情報収集が超大事。というわけで今回は
- 若者が新車を買うべきでない理由
- おすすめの車の選び方(購入方法)
を解説していきます。
先に結論から言うと、若者に一番いい車は「お下がりの車」。
なんだそりゃ?と思うかもしれませんが詳しく説明します。こういう考えもあるんだなと車選びの参考になれば幸いです。
この記事が考える若者像

- 10代~20代
- 購入費用は親に出してもらう
- 購入費用はバイトで貯めたお金
- 社会人なりたての給料から車を購入
こういった男女をペルソナにして書いています。当てはまるものがあれば是非そのままお読みください。
若者が新車を買うべきでない理由
新車、新型車に乗ることで「最新の安全装備や運転性能」「憧れの車に乗る高揚感」「友達にドヤれる」「モテる(願望)」など、素晴らしいメリットがあることは確かですが、それらのメリットを大きく上回る可能性のあるデメリットがあります。車購入前にこれらのデメリットについてしっかり理解しておきましょう。
① 新車は購入した瞬間から価値が大きく下がる

新車は納車されて3か月以内で約6~8割、3年落ちで5割~6割程度まで残価率が吹っ飛びます。(出典:Rabbit)長く乗るつもりでも、若いうちはライフスタイルや価値観、経済状況が変わりやすいため、思わぬタイミングで車を手放すことになる可能性があります。そのとき、新車の価値の下落が大きな負担となるかもしれません。
ローンに縛られることで将来の選択肢が狭まる
新車を買う際にカーローンを組む人も多いでしょう。しかし、ローンを組むと数年間は毎月の支払いに追われることになります。その結果「転職したい」「起業したい」「留学したい」と思っても、ローンの返済が負担となり、自由な選択が難しくなります。10代、20代は「選択肢を増やす時期」です。ローンによって行動の幅を狭めることは、将来の可能性を失うリスクがあります。
② そもそもぶつけるから綺麗な車じゃないほうがいい

元教習指導員がこんなことを言うのもどうかと思いますが、初心者のうちは小さな接触やこすり傷は避けられません。私自身、免許を取ったばかりの頃に自宅の駐車場で後退時に左後方をぶつけた経験があります。「ここにポールが来たらハンドルを全部切ってね」なんて優しく教えてくれた指導員の教えは実戦でもちろん役に立ちません。
免許を取った後からが本当の運転
免許を取った後は補助ブレーキを踏んでくれる指導員はいません。安全運転に努めるのはもちろんですが、初めての車は運転操作に慣れるためのものだと割り切り、もしぶつけてしまっても精神的・金銭的ダメージの少ない車を選びましょう。
③ 車に対する期待値が上がり過ぎる

例えば、恋愛もそうですが過去の恋人よりも次に付き合う人はさらに素敵な人であってほしいと願うのは自然なことです。車の場合も同様です。初めての車が高性能な新車だと、その基準に慣れてしまい、次回の買い替え時に「今のグレードを落としたくない」と感じるでしょう。一度上げた生活レベルを下げるのは難しいものです。恋人と違い買い替えが必要な車にとって最初の一台との出会いが基準となり重要な指標になります。
本当に新車に乗りたい?
「新車を購入させたい」と考えているのは、自動車メーカーやディーラー、銀行、保険会社などです。彼らのマーケティング戦略に影響され「新社会人だから新車を買うべきだ」と思い込まされている場合があります。新車と中古車では数十万、車種によっては百万単位の価格差があります。自分にとって新車がこの価格差分の価値があるか?システムの養分となっていないか?購入前に一旦冷静に考えることをオススメします。
若者向け車の選び方ランキング3
じゃあどんな車がいいのかということですが、ここからは私の偏見もりもりで若者にオススメしたい車の選び方(購入方法)をランキング形式で紹介します。
【1位】お下がりの車

冒頭でも言った通り一位は、お下がりの車。家族や親戚、先輩から譲ってもらえるならそれがベスト。お下がりの良い所は圧倒的コスパ。なんなら0円で手に入ることもあります。お下がりの車を経験すると車への期待値が低くなるため、車の価値をフラットな視点で見ることができます。
「お下がりなんてカッコ悪い…」と思うかもしれません。確かに、新車の方が見た目もピカピカで魅力的です。 でも、自分が運転席に座っているとき、そのピカピカの外観を見ることはできません。 運転席からの景色は、どの車でも大きな違いはないです。
極端に言うと新車のかっこよさの大半は周囲の人に見てもらうためにあります。では、その見栄のためにこの若い時期の数百万円をかけるのか――答えは人によりますが、この時期のお金は別の方法で使った方が有意義なのではと個人的には思います。
【2位】中古車

お下がりが手に入らないなら、中古車を検討しましょう。新車は購入直後に価値が下がりますが、逆に言うとその分中古車はお得に購入できます。「中古車はなんとなく嫌…」と思うかもしれませんが、プロの業者が清掃・整備しているので、基本的に新車同様車内は綺麗です。
もし、中古車を買う気がなくても中古車市場の相場を知ることは大切です。見積もり依頼は無料でできるので乗りたい車があるなら中古車販売サイトで一度検索してみるのがおすすめです。
中古車販売の大手 ⇒ ガリバー
【3位】新車

ここまで読んでも「やっぱり新車に乗りたい!」という気持ちがあるなら、それは「買う価値がある」ということです。そんな人はもはや新車に乗った方がいいです。若いうちに新車に乗る経験は若いうちにしかできません。この経験こそが自分の人生を豊かにしてくれる確信があるのならローンをしてでも買うべきでしょう。ただし、後悔しないように予算の管理、価格差の確認、リセールバリュー(買取の相場)の情報収集はしっかり行いましょう。
【番外編】カーリース、サブスク

カーリース、車のサブスク、各社色々な名前を付けていますが、月額料金を支払い長期レンタルするという意味では同じサービス。「定額」「初期費用0円」「メンテナンス込み」などの謳い文句で最近人気ですよね。ですが契約後には車を返却しないといけないため、リセールなど含めたコスパ面は悪く、個人的にはあまりオススメできない購入方法です。
ですが「数年だけ憧れの車に乗りたい」「大学の期間だけ車が必要」「転勤など引っ越しが多い住環境」そういった方にとってはオススメできます。気になる方は下記リンクからチェックしてみて下さい。
国産から輸入車まで車種 最大級 ⇒ SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)
新車が月々5,500円から ⇒ 定額ニコノリパック
【結論】車を買う=未来を買う

車を買うにはお金がかかります。そのお金は時間をかけて働いて稼ぐ必要があります。その時間は決して短くないでしょう。車はその頑張りの対価、あなたの貴重な貴重な人生の一部です。
本当にその車がそれに見合う車なのか?購入前は相場のチェックなど情報収集を怠らず、なるべく後悔のない選択をしてくださいね!