「自動車保険ってどこがいいんですか?」
教習所でもたまに聞かれた質問です。免許を取ったばかりで、これから車を買おうと思ってる人にとっては、めちゃくちゃ気になるポイントですよね。
よくわからないまま割高な保険に入ってしまうと年間で何万、何十万と損してしまうこともあります。
車を持つなら自動車保険のことをちゃんと知っておくのは超重要。
でも「保険ってややこしそうだし、調べるの面倒臭すぎる…」という人も多いはず。そんな人の為に今回は「自動車保険の選び方」を初心者でもわかりやすく解説します。
「なるべく安く、でもちゃんと安心できる保険がいい!」という人は参考にしてください。
自動車保険ってそもそも何?
自動車保険には「自賠責保険(強制保険)」と「任意保険」の二種類があるんですが、その違いをざっくり説明すると表の通り。

● 自賠責保険(強制保険)
車を持ってる人が必ず加入しないといけない保険。車検のときに自動的に入ります。
⇒ 補償されるのは「相手のケガ・死亡」だけ。自分の車やケガには1円も出ません。
● 任意保険(これがメイン!)
一般的にも自動車保険=任意保険のことを指します。
自賠責ではカバーできない部分(自分のケガ、相手の物損、自分の車の修理代など)を補償してくれる保険です。
自賠責だけでは一回の交通事故で一生を棒に振る可能性があるので、ちゃんと守ってくれるこの任意保険はほぼ必須といえます。
「親の名義を利用する」が一番お得

さっそく結論ですが、初心者が一番安く自動車保険(任意保険)に入る方法は「親の名義を利用する」ことです。ケース別に整理するとこんな感じです。
項目 | ①親の車をたまに借りる | ②親名義で子が常用 | ③セカンドカー割引で契約 | ④等級引継ぎ |
---|---|---|---|---|
🚘 車の名義 | 親 | 親 | 親 | 子(名義変更後) |
🧾 保険の名義 | 親 | 親 | 親 | 子(名義変更後) |
👤 使用状況 | ときどき | 日常的 | 日常的 | 日常的 |
📋 保険の条件 | 家族限定+年齢条件 | 家族限定+年齢条件 | セカンドカー割引+主な使用者を子で申告 | 同居の親族・別居の未婚の子どもに限る |
💴 保険料 | 安い | 安いがリスク高い | 少し安い | 安い |
⚠️ リスク・注意点 | 日常使用すると虚偽と見なされる恐れ | 実態と異なると事故時に保険金不払いの可能性 | 主な使用者の申告が重要 | 親の等級はリセット。事前確認必須 |
・②のように、日常的に使ってるのに「たまに使う」とウソをつくとアウト!
→ 事故が起きたときに保険金が下りないケースがあったり、ブラックリストの載り今後、保険の
契約ができなくなる可能性も。②のやり方はやめましょう。
・親の名義を利用する場合は「同居の親」じゃないと使えないことが多いので
事前に保険会社に確認しましょう。
初めて自動車保険に入る時は、保険会社からの信用がまだなく、さらに若い年齢というだけで保険料が高くなりがちです。
なので、もし条件が合うなら「親の名義を利用する」のが保険料を安く抑えるコツ。自分の使い方に合った方法を選べるように、ぜひ一度チェックしてみてください。
親が無理なら「ネット型自動車保険」がおすすめ

「親の車を使えない」「一人暮らしで親の名義は使えない」そんな人におすすめなのが、ネット型自動車保険です。
保険代理店を通さずにネットや電話で直接申し込める自動車保険のこと。 人件費がかからない分、同じ補償内容でも保険料が安くなるのが最大の魅力。
【参考】20歳・ヤリス新車で保険シミュレーション

参考例として、上記条件にて大手ネット保険会社で料金シミュレーションしてみました。
保険会社 | 年間保険料 | 強み |
---|---|---|
ソニー損保 | 14.8万円 | 事故対応に定評、走行距離で保険料が変動 |
イーデザイン損保 | 18万円 | 東京海上グループの信頼感 |
SBI損保 | 10.7万円 | 圧倒的な安さ |
三井ダイレクト | 11.8万円 | 信頼と価格のバランス◎ |
アクサダイレクト | 18.5万円 | レッカー対応や安心感に強み |
※保険料は年齢や条件によって変動するので、あくまで目安となります。
一括見積りサイトを活用しよう

保険会社によってここまで料金が違うなら、一社だけで決めるのはもったいありません。
そんな時に便利なのが、無料の自動車保険一括見積もりサービス。一度情報を入力するだけで、最大21社から無料で見積りが取れるので、自分に合った保険を簡単に比較できます。
まとめ

・自動車保険は「任意保険」がメイン!入らないとヤバい!
・親の名義を使えば安く入れる
・親が無理ならネット型保険を検討しよう
・最終的には複数社の見積もりを比較するのが大事!
運転する以上、いつどこで事故に巻き込まれるかわかりません。だからこそ、自分に合った保険をちゃんと選ぶのは本当に大事です。
ぜひ、自分にぴったりの自動車保険を見つけてくださいね。