僕たちはどう伝えるか / 中田敦彦 【読んでみた感想】

こんにちは!マルコです。
僕たちはどう伝えるか 人生を成功させるプレゼンの力 / 中田敦彦
いま「中田敦彦のYouTube大学」で話題の、オリラジあっちゃんこと中田敦彦によるプレゼン術ハウツー本。


スティーブ・ジョブズをパロディした何とも言えない表紙で、「この本、手に取って大丈夫か…?」と出だしから思いっきり不安な気持ちにさせてくれる一冊。
よって書店で手に取るのはどこか恥ずかしいので、通販、その中でもメルカリで買う事をおすすめしたい。
というのも、おそらく購入した人達も本棚に飾る事に躊躇いがあるのか、悲しいかなメルカリで400円台の叩き売り商品となっているんだ。あっちゃん…。


ただ、読んだ感想としては端的に内容がまとめられている良本だったと思う。
“伝え方”に関して悩んでいる方にはおすすめ。

著:中田 敦彦
¥2,223 (2021/07/05 12:20時点 | Amazon調べ)

【 この本でわかったこと 】

・伝わりやすい話しの組み立て方

・伝えるための方法や準備の仕方

・プロの話し手の考え方

目次

僕たちはどう伝えるか / 中田敦彦 【読んでみた感想】

僕自身、教習指導員という仕事で人にものを教える仕事をしている。40人ほどの前に立って教えることもあるけど、ちゃんと相手に話が伝わってるか不安になる時がある。

“どうやったら自分の話で相手を惹きつけられるか”

よく自分でも試行錯誤しているが、この本には興味深い考え方がいくつかあった。良かった点を書いていく。

シンプルであること

話の長い人は嫌われる。これはみんなも共感できる思う。
この本でも「簡単」「短い」が最高とされている。
それに伴ってかこの本自体も文字数がかなり少ない。全部で一応159ページはあるのだが、行間の余白たっぷりで文字も大きいため、本を読むのが遅い僕でも30分程であっさり読み終えてしまった。


そのためアマゾンの商品レビューには、内容は良いけど薄い・著者が手抜きをしている、という低評価コメントも見られる。確かに分厚めの参考書を読む気持ちで手にすると拍子抜け、物足りなさを感じるはず。そういう本を求めている人にはこの本は全く向いていないと思う。


どちらかというと本を全く読まないぐらいのライト層におすすめな本だ。「小難しい事はいいからプレゼン(伝え方)に重要な事を教えて!」そんな人に向けられている本だと思う。
万人には受けないかもしれないけど、それでもメルカリで400円で買えるのなら十二分に元を取れると思う。
特に、つい話が長くなってしまう人や、会話の順序を組み立てるのが苦手で悩んでいる人にはおすすめできる内容だと感じる。

話を始める時の最悪の禁じ手

著者にとって、人の心をつかむため、話し始めに絶対に使ってはいけない言葉があるという。
その言葉とは……気になった人は、本書でお読み下さい。(陳謝)


また、その言葉、いろんな人が挨拶代わりに開口一番でよく使っている。
そしてその言葉から始まる人の話は、確かに総じてつまらない可能性が高い。その言葉はつい使いがちな言葉なので、この本を読んで個人的にも今後は使わないように気を付けようと思った。

まとめ

他にも ”開始10秒で全てが決まる” とか、”緊張はするほど良い” とか。
ええ?と最初は思うが、著者の考察から「なるほど」と納得できる話がいくつかあった。
教育関係や営業関係の仕事をしている人は、読んでみると面白いと思う。


ひとクセある著者の性格上、人によっては好みが分かれると思うが、恐縮ながら一応教育業の僕から見て、著者のプレゼン能力は超絶に高いと思う。わずか4か月半でチャンネル登録者数100万人超えの実力は間違いない。その話術の秘訣を知りたい人は購入を検討することをおすすめする(メルカリで)

著:中田 敦彦
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この記事を書いた人

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